世界支配『バビロンシステム』

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「バビロンシステム」という言葉は、
1930年頃のジャマイカの反体制思想で
レゲエ音楽を媒介として広がりました。

 

旧約聖書時代にユダヤ人が捕囚された
バビロン捕囚と奴隷貿易時代に
アフリカから連れて来られた
先祖たちの経験が組み合わさった考え方からきています。



バビロンは地獄という意味で、
現在の社会の仕組みは、
黒人が一部の支配者によって抑圧され、
搾取され続けられているという
地獄のシステムになっているということを言っています。



もっともこの考え方はシステムを壊して、
黒人自らが支配者になる急進的な思想のため
一般的に受け入れられないばかりか、
多くの反発を招く結果になっています。



最近は拡大解釈から広義を持ち
「資本主義社会の富を一部の権力者・
特権階級・黒幕が独占する社会構造」
などの意味でも取られています。